台風時の避難情報のあり方 ~方法の検討~ (令和元年第4回定例会 一般質問)

台風の対策ですが、葉山で初めてレベル4の避難勧告。もう私もずっとテレビで心配しながらこの台風情報見ていたんですが、まさかレベル4、避難勧告が出るというふうには想像もしてなかったので、避難勧告というのが沿岸部に出て、すぐに避難を開始いたしました。

繰り返しになりますが、これからはひょっとしたら毎年このレベル4の避難勧告が出てくる可能性、これはもう直近の問題として排除できないという認識のもとにあるのかなと思います。この災害情報についてはレベルの1、2までは気象庁が発表して、3から5については各自治体が発令することになっているというのを拝見しました。今回そのレベル4まで行って避難勧告を出すという決断を自治体が判断したわけです。したがって、今後のその避難勧告、レベル4ですね、以上の対応については、発信については、そのメルクマールができたのかなというふうに思います。逆に、今回その避難勧告、地域によってはですね、いろいろこの地域差があったのかなと思いますが、もう少し余裕があったのかなということもあったかもしれません。これは悪い想定をするにこしたことはないので、慎重に対応されたというふうに思いますが、そうしたその判断基準がある程度見えてきたのかなと。

じゃあ、何をもってその判断をしていくのかということを考えると、今回その得られた情報から合理的に判断するとしたら、その台風の気圧の大きさ、地域ごとによる被災の程度、そうしたものは今回情報として得られてきたのかなと思います。それによって避難を発令する際の判断基準みたいなものが、基準というか…基準ですかね。そうしたものが得られたかと思うんですが、今回そのレベル4を出したわけなんですが、そもそも葉山町として合理的に判断する、レベル4、レベル3を出していくという、その合理的な判断基準みたいなものというのはあるのかどうかをお伺いします。

○総務部長(町田伸君) 今回レベル4、台風15号のときには避難準備、高齢者避難開始という、レベル3にとどめたという状況でございます。まずは、その数値的な指標に基づいて判断しているかというと、必ずしもそうではないというところでございます。当然台風の勢力、進路、速度、もろもろ気象情報を加味した上で判断…災害対策本部で最終的に判断をするところでございます。

今回何を判断基準にしたかというと、一番大きな基準は台風15号の経験でございます。15号のときに、避難をしてくださいというタイミングの問題なんですけれども、少し後手を踏んだかなということがございましたので、今回は朝の早い段階で、9時と10時に分けてですね、まずは土砂災害警戒区域と洪水浸水想定区域に対して9時に。10時に対しては沿岸部も含めて、避難勧告を発令させていただきました。早め早めの対応をとったというところで、避難所のキャパの問題、また別のところにございますけれども、対応としては改善できたのかなというふうに考えております。

○1番(飯山直樹君) 今、その判断基準というのは、今回15号をもとにというふうにおっしゃっていまして、したがって、もうその台風の進路とですね、気圧のその大きさというのは、今後もうその経路でやって来るというときは、今回もうはっきりとメルクマールができているのかなというふうに思います。したがって、大体今回規模の台風が直撃してくるということになった場合、15号では少しおくれたということで、今後19号と同様の対応というのが出てくるというふうに認識してよろしいのかなと思います。  

この避難勧告に関するガイドラインというのが、ことしの3月、内閣府から改定されて出てきているわけです。主な変更点について、この内閣府から出されたもので、これはもう皆さんよく読まれて、今回このとおりの対応になっているなというふうに読んで思いました。この改正の概要についても、国からの指針が出ております。何が改正されたのかというと、レベル何とかと、数字で表現する方法に変わってたそうです。私も今回レベル3、4というのをテレビで見たり、葉山町の情報で拝見したわけなんですが、実際、以前からそんな呼び方されてたかなという気もしたし、そんなふうに言っていたかなというふうにも思いました。正直なところ、そのレベル3とか4とか、4とか言われても、余りぴんとこないというかですね、そこまで完全に理解し切れていなかったというふうなのが実感ですし、そう思っているのは多分私だけではなかったんじゃないかなと。

逆に、これで今回避難勧告まで出ましたので、多くの町民の方もそのレベル幾つというのがどれだけ重要な意味を持っているのかというのは、皆さん認識されたというふうに思います。  

この警戒レベル、レベル4といっても、避難勧告と避難指示というのが2つあると。避難勧告と避難指示、どちらが緊急性が高いのかというのは、そこまで真剣に今まで捉えたことがなかったことが多いと思いますので、わからなかった人としては、避難指示が出ても避難勧告が出てないから大丈夫だというふうに思う人もいるかもしれませんし、避難勧告より避難指示のほうが強いんだから、まだ大丈夫だと思われる方もいるかもしれません。今回レベル4の避難勧告を出されて、状況としては命にかかわる人的な被害は防ぐことができたというふうにあります。

一方で、物的な被害としては、屋根や塀が飛んで、看板が倒れるなど、非常に大きな被害があったなと。人的な被害がなかったのは本当に幸いというレベルなのかなと思います。したがって、今回そのレベル4の避難勧告発令に対して、これは異を唱える方というのはほとんどいないというふうに思います。したがってですね、今後、今回初めてこの改定後にこういうふうな発令がされたのもありますので、恐らく来年もまたこうした台風やってくる可能性は高いですから、改めて今回、「広報はやま」でこういう特集はされましたけど、避難レベルについて、それがどういう意味に思っているのかというのは、まだわからないという状況もあろうかと思いますから、改めてその警戒レベルがどれだけの深刻さを持っているのかというのは、お伝えしたほうがいいのではないかと思いますが、その点いかがでしょう。

○総務部長(町田伸君) まさにその情報の発信の仕方の問題と認識してございます。このガイドラインが示されて、実はですね、我々葉山町だけではなくて、各市町村のその防災の担当、非常に悩みました。注意…既存のですね、注意報、警報、特別警報、そういったものと、この警戒区分の5段階がどのようにリンクするのか。目的としては住民の方に危機感を感じてもらう、まさに危機が迫っているというのを実感してもらうためにこの段階を設けたと聞いておりますが、果たしてじゃあその段階がどの程度なのかというのは、まだまだ葉山の町民の方にも行き届いていないのかなと考えております。「広報はやま」でもガイドラインが改定されてから、紙面の都合上、そんなに詳しくは載せてないんですが、一度御案内をしております。

また、来年度以降ですね、防災読本の見直しも考えています。その中でまた詳しくこの警戒レベル5段階について御案内をしたいと思っております。まだまだ足りない部分があるので、これを発令するときには補足する情報もあわせて伝えていかなくちゃいけないのかなというふうに考えております。

○1番(飯山直樹君) 同じように、やはりその情報伝達について、まだまだだなという認識を持たれているということで、ぜひですね、今回新しい情報で、皆さん相当な危機感を持たれたと思います、町民の方。なので、以前レベル4とかその改定されたときに出したころというのは、まだそれだけ関心持って見られる方はいなかったと思うんですが、今は違うと思います。まさにその危機感を持って直面したときにですね、そうした情報を出すのが一番効果があるかと思いますので、できるだけ早く、今回改定されてレベル何だと、避難指示、避難勧告というのはどういうことなんだというのを、いま一度情報を皆さんに開示していただくということを希望いたします。