砂浜侵食への災害対策 (令和元年 第3回定例会 一般質問)

海辺の諸問題ということで、これは今までごみ問題等いろいろあったかと思います。夏が終わって、ことしは余り個人的にも、海で何かごみがそこらじゅうに捨ててあったかとですね、という経験はありませんでしたし、昨日御答弁いただいたのも、相当量減っているという、非常に対応として結果が出てきたなという形なのかと思います。これは大いに結構なことで、ますます頑張っていただきたいと思います。  

それとはまた別にですね、昨今の温暖化の影響もあって、今非常に怖いなと思っているのが、海水面が上がっていて、どんどんどんどん砂がなくなってしまっている。これは皆さん御存じの稲村ヶ崎で、歩道が陥没している現場です。これは、134号線の稲村ヶ崎のところなんですが、強烈ですね。波でえぐられちゃってこんなになっちゃったと。その前、2014年には稲村ヶ崎での反対側のところですが、これは下水管まで一気にもっていかれちゃった。これも台風の後に。こうしたことが立て続けにこのあたりで起こっている。これ、今の稲村ヶ崎の波が来たときの状況です。もう完全に砂浜がなくなっちゃって、もう134号線のこの壁のところに波が打ちつけていると。昔はどうだったかというと、こんなに砂浜はあったわけです。これは、134号線のところまで砂があったんですよね。この橋を見ていただきたいんですが、当然、橋のところには砂があって、橋が渡れる。それが今、砂が全くなくなって、岩がむき出しの状態。これは橋なんですが、ここに砂…ここまで砂があったのが、こんなに砂がなくなっちゃった。今、テトラポット入れてるわけですよ。これ、橋によじ登らないと、橋も渡れない状況になっていると。これはもう大変な事態が、葉山の、ある意味ちょうど対面あたり。直線距離で、多分5キロぐらいしか離れてないと思いますけれど。そういう海岸では、こういうふうになっちゃってる。  

茅ヶ崎の海岸も、これはこう砂浜が削れちゃって、こんなになっちゃってるんですね。ここは砂浜だったわけですよね。海岸が40メーターも後退しているという、今ものすごいスピードで砂浜がなくなっているということです。

これは本当に怖いなと思うんですが、森戸海岸…葉山はですね、特に森戸のあたり、134号線が通ってないので、海抜4メーターぐらいのところが、海から直結してるわけですよね。あそこ…あと真名瀬もそうですが、これはまさにこういう状況が今、葉山も直面していると。水没する危機に面してるんじゃないかなというふうに、非常に危機感を持って、今回この稲村を見てきたんですが。海岸浸食、海水面上昇に対してですね、プラスチックを出さないとか、そういう温暖化に対する対策とか…それは温暖化じゃないか。海の汚れに対する対策とか、CO2出さないとかですね。そういう長期的に対策は当然のこととして、まさに今、もう直面しているこの海の浸食、海岸の浸食と海水面の上昇。これによって浸水の被害、目の前に迫ってるかと思います、葉山の場合も。

これに対して、何か対策と動き、取る予定とかあるのかどうか、1点だけ確認いたします。

○都市経済部長(太田圭一君) 御心配のとおりで、葉山も浸食の心配がある部分もありますが、県の土木事務所が管轄で管理しております。県の土木事務所に聞いたところですね、今のところ、このような危機的な浸食というものが、まだ発見…見当たらないということでございまして。ただし、数年…ここ数年やっておりませんが、一色海岸の例ですけれども、砂を移動している工事をやっているんですけれども、ここ数年やられていませんでした。しかしながら、小磯の鼻のあたりに、どうしても砂がたまってしまうということで、それについては移動の予算を検討しているということです。

強いて言えば、一色海岸のほうがいろいろございまして、御用邸の擁壁のところに砂がたまってしまい、これは目的は別ですが、防犯上の観点から、県の土木事務所が皇宮警察に言われての指導で砂を移動しているという例はございます。

そのほかについては、砂が飛砂…飛んでしまうこともございまして、森戸海岸の場合は特に砂が飛んでしまって、住家に入ってしまうとか、そういうことはございますが、これは昔からのことでございます。道路河川部局では、その砂については、町道に関してはですね、よしず等を張って対策を取っておりますが、どうしても道路に行ってしまいます。それにつきましては、人力で海岸に戻すというような対応を取っておるとともに、災害時、水…大波があったときにですね、砂が流されるということが多々ございまして、そのときは県の土木事務所で対応していただいている状況でございます。以上です。

○1番(飯山直樹君) いろいろ私も文献読んでみたんですが、潮流の変化とかですね、防波堤ができて潮流が変化して砂がたまらなくなったとか、あるいは川が途中にダムができて、砂が行かなくなったとかというのは、原因のほんの数%だそうです。残りの90%ぐらいはわからないそうなんですが、ほとんどが温暖化での海面上昇だそうです。まだ南極の氷とか溶けてないですけど、海が膨脹して海面が上がってるんじゃないかという研究が出てました。そうすると、今やっている対策というのは、多分十分じゃないんだと思うんです。もういつ来るかわからない高波の被害、来るかと思いますから、何かぜひですね、前向きにいろいろ事前事前にこの稲村の例を見ながら、対策を考えていただきたいと思います。以上で一般質問を終わります。 ○議長(伊東圭介君) これにて1番 飯山直樹議員の一般質問を終わります。