逗葉地域への総合型病院誘致 ~令和3年 第1回定例会 一般質問~

コロナについては、もう1年半続いていて、その間緊急事態宣言が2度あって、2度目はまだ延長されていると。この、何でこんなことがあるのか、その根源にあるのは医療崩壊だったわけです。日本の医療というのは、当然技術的に世界のトップレベルであるのはもちろんですが、病床数を見ると、こちらの今スライドの表にあるとおりですね、世界の人口当たりの病床数も断トツなわけです。にもかかわらず、日々アメリカ・ヨーロッパのこのコロナの感染者数、桁が1つ2つ違うわけですよね。そうした中で、何で日本だけこんなに感染者数が少ないのに医療崩壊の危機になるんだというのは、今国民みんなが疑問に思ってる。一向に誰もそれに対して答えてない。やっぱり日本の落とし穴がここにあったんだなと。医療体制の脆弱さ。それはこうした中、1年半ぐらいたって、何でだ、何でだと言ってきた中で、ようやく厚労省がこうした問題に対処するために、見直しを自治体に対してこれから役割分担を求めていくというのが出ました。3月8日。
 そうするとですね、これは都道府県別の病床数の比較なんですが。もう緊急事態宣言は御存じのとおり大都市圏に集中して出されてきたわけです、関西、関東、東京、神奈川、埼玉、千葉。この東京都心部に関しては、全国でも最も病床数が少ないというデータです。神奈川県が全国ワースト最下位であると、ワースト1番。日ごろ病気になれば、ちょっと走れば気軽に診てもらえるクリニックはたくさんありますし、神奈川県が日本全国で見るとベッド数は少ないんだなというのは、そんな実態があるというのは、ほとんどの人が知らないでしょうし、私もああそうなんだと、見て驚きました。今後こういう動きが、この、厚労省がこういうことを言ったことで、何らかの対応が出てくるというふうに思います。神奈川県に関しては、もう圧倒的に病床数が足りてないということなので、単純にこれは増やさざるを得ないという選択肢になってくる可能性があろうかと思います。
 神奈川県内で見ると、横須賀・三浦はこれは総合的病院を造るというきっかけにもなっている数字だと思いますけど、58床足りないという形になる。単純に2倍に増やしなさいといったら、116になってくると。そうすると今回逗子で総合的病院を造れなかった、その決定的な要因については、病床数が200床ないと、少なくとも200床ないと経営としては成り立たないということがあったかと思います。2倍にしても200床までははるかに届きませんけど。そうした病床数を増やすということが求められた場合にですね、ある意味この総合的病院について、もう一度検討していく可能性が出てくるかと思いますが、もし前向きに捉えるのであれば、非常にチャンスだなというふうに思います。
 こういう厚生労働省の見解を受けて、この地域について総合的病院の在り方、どういうふうに考えるかお伺いします。
○町長(山梨崇仁君) 三浦半島全体のですね、病床の在り方について、かねてより議論が行われておりました。もうコロナの前になりますけども、当時まだ急性期を中心とした病院のですね、在り方を、なるべく集約をして、これからの高齢化社会を見据えた、慢性期を中心とした病床の在り方というものについて、それぞれの病院がこの三浦半島全体で役割分担しようというような議論があったことがコロナ前でした。ただその後、このように病床数、それも感染症対策にですね、対応できる病床が今必要だということで、様々な議論が行われていることは承知はしてございます。先日、横須賀市で開催された三浦半島の継続的な病院を考える会でもですね、一方、各病院ごとにこういった感染者対策の機能を持たなければならないということで、従来そういうふうにヒエラルキーをつくって役割分担をそれぞれしようといったところが、むしろそれぞれが力を持つようにですね、しなければならないのも議論になったところがですね、コロナによって大きく方向が変わるんだなというふうに如実に感じたところでした。
 一方でこのお話のように、逗子のですね、総合的病院の誘致について、1回医師会さんとの話の中でとまってる状態にはありますが、桐ケ谷市長としても、総合的病院の必要性については認めている。その上でどういう病院ができるか、今後議論を深めるということで、葉山町もそこに加わってほしいというふうにお声を頂いております。今は医師会さんがそれどころではないというところですから、全く議論はしてございませんけども。先月も逗葉医師会の田嶋会長からもですね、その議論、そもそもの医師会と行政との在り方について議論をしていくので加わってほしいというふうに直接お声も頂いておりますので、アフターコロナになると思いますけども、この地域の病院の在り方については、本当にこのコロナによってですね、反省課題を頂きながら、皆さんそれぞれの思いをたくさん持っていると思いますから、ぜひ将来に向けて有効な議論と形になるように努めなきゃいけないのが、我々の今この時代を生きている責務なんじゃないかというふうに強く思っております。
○1番(飯山直樹君) 今までのビフォーコロナの議論は大分これで一変してくるかと思いますけど。もしこの辺にはやっぱり総合的病院が必要なんだと考えるのであれば、言い方は正しいか分かりませんけど、非常にチャンスなのかなというふうにもありますから。その辺は考え方は柔軟に持っていただいてですね、対応していただきたいと思います。
 それと、この世界で一番病床数が圧倒的に多い中で、やっぱり医療崩壊を起こしてしまったというのは、これは構造的な問題が一番根っこにあるんだと思います。そうした問題に今回現場で立ち会われた皆さんの声をですね、ぜひ県や国に届けていただいて、本当の医療崩壊を起こさないためのしっかりした構造的にでき上がった医療システム。欧米に倣ったですね、こういうものをぜひ現場の声を上げていただいて届けていただきたいと思いますが、何か最後に一言、福祉部長からあればお願いします。
○福祉部長(髙階 歩君) 連日のこれまでの報道の中でですね、病床の崩壊とか足りないというようなお話もございました。一方でベッド数があってもですね、医療従事の方の人材確保という観点も大変逼迫してきたというところも一方でございました。両輪として施設と人材、両輪がしっかりかみ合ってということが大事だと思っておりますので、そこら辺は我々でどうにかできる問題ではないんですけども、声を上げていく必要はあろうかと思います。また、現在保健福祉事務所のほうに職員派遣をしておりまして、コロナの現状を生で見てきている、聞いてきている職員が1人おりますので、定時報告をいただいておりますけども、実際の県の動き、コロナ患者への対応などなどですね、生の声を私どもも聞くチャンスがございますので、こういったことをですね、様々な場面に生かしていきたいというふうには思ってご